ホーム > あまがさの声
「公約」は守るもの。そんなごくあたりまえの責任を重要視し、
「実現」するという目標に向かい難題に取り組みます。
日本の行政事務は、国、都道府県、政令指定都市、特別区、一般市町村など、幾重にもなるシステムの中で行われています。
我が国では未曾有の人口減少とともに、少子高齢化の波が寄せています。人口構成が大きく変化しているのにもかかわらず、旧態依然とした枠組みのまま続けてきた結果、国も自治体も制度疲労を招き、硬直化を起こしています。
地方分権の取り組みが行われたように見えますが、それは名ばかりで、地方自治が弱く、肝心の合理的な財源移譲がなされませんでした。残念ながら二重三重の行政の無駄の解消すらできずに、真の地方自治を妨げてさえいます。
いま、私は全国政令指定都市政作協議会で幹事長をしています。国、自治体の主張に対し、話し合いや折衝をしていますが、このままでは必要な行政サービスの持続さえ不可能になるでしょう。道州制や大阪都構想などの議論はありますが、地理上で思いついただけの分け方では、何年か経てば、二重三重の行政の無駄を繰り返します。
いま、行うべきは、この国を「100の自治都市として再編する」ことです。
都市の抱えている課題ごとに、地域を越えてフレキシブルな連携を可能にすることなのです。
たとえばその都市が持つ産業構造によって、都市間の距離にかかわらず、協調して新たな社会を構築していくことが、効率の良い進め方です。また、これまでのような広域隣接の課題についても、問題意識のある都市は自由に参加し、国を交えながら、無駄をなくすための新たな課題を克服するスタイルを構築できることでしょう。
みなさん、地方からの改革をともに進めてまいりましょう。
日本の行政事務は、国、都道府県、政令指定都市、特別区、一般市町村など、幾重にもなるシステムの中で行われています。
我が国では未曾有の人口減少とともに、少子高齢化の波が寄せています。人口構成が大きく変化しているのにもかかわらず、旧態依然とした枠組みのまま続けてきた結果、国も自治体も制度疲労を招き、硬直化を起こしています。
地方分権の取り組みが行われたように見えますが、それは名ばかりで、地方自治が弱く、肝心の合理的な財源移譲がなされませんでした。残念ながら二重三重の行政の無駄の解消すらできずに、真の地方自治を妨げてさえいます。
いま、私は全国政令指定都市政作協議会で幹事長をしています。国、自治体の主張に対し、話し合いや折衝をしていますが、このままでは必要な行政サービスの持続さえ不可能になるでしょう。道州制や大阪都構想などの議論はありますが、地理上で思いついただけの分け方では、何年か経てば、二重三重の行政の無駄を繰り返します。
いま、行うべきは、この国を「100の自治都市として再編する」ことです。
都市の抱えている課題ごとに、地域を越えてフレキシブルな連携を可能にすることなのです。
たとえばその都市が持つ産業構造によって、都市間の距離にかかわらず、協調して新たな社会を構築していくことが、効率の良い進め方です。また、これまでのような広域隣接の課題についても、問題意識のある都市は自由に参加し、国を交えながら、無駄をなくすための新たな課題を克服するスタイルを構築できることでしょう。
みなさん、地方からの改革をともに進めてまいりましょう。